工事Q&A テラス・バルコニー

テラス・バルコニー取り付け工事。

テラス・バルコニーも多数のメーカーがありその中で各種のタイプやサイズがあります。
またその中で現地の施工条件でいろいろな型があります。
バルコニーには、大別すると次のタイプがあります。

1
屋根置きタイプ柱の立つ位置が1Fの屋根 -の上に乗っかっているタイプ。
別名、屋根上 -タイプとも云う。

2
柱建てタイプ柱の立つ位置が庭の面積から建っているタイプ。
別名、立ち上がりタイプとも云う。

3
柱なしタイプ基本的に荷重を柱で受けずアーム等で受けるタイプ。
このタイプのほとんどのものは、新築時に取り付けるもので、
あとから取り付けるのは不可能なタイプのものが多い。
別名、アーム式タイプとも云う。

上記のタイプでそれぞれパネル(手摺り子)の形が選べるものが多い。
また、それぞれに多彩なオプション類が用意されています。
次に、希望する取り付け場所に品物がとりつくかどうかの確認方法を示します。




1
建物に根太がけ(打ち付け)が取り付けられるか確認する。
根太がけ全体の荷重の半分を受ける重要な部材です。
これがしっかりと取り付かないと非常に危険なことになります。
特に屋根置きタイプの場合に、
建物と屋根(1F)の付け根からサッシの外枠までの寸法が150mm以上(作業性を考えると200mm以上)確保されていること。
また、根太がけが取り付く位置に建物の中に梁が(バルコニーやテラスの荷重を受けられる部分)あること。

2
柱の立つ位置に障害物のないことを確認する。
柱建て式やテラスの場合に柱が立つ位置に地上はもちろん地中にもガス、水道、排水パイプ等がないこと。
屋根置き式のタイプについては、柱の立つ位置の下付近に1Fの梁(柱からの荷重を受ける部材)があることを確かめてください。

3
アームの取り付け位置に障害物のないことを確認する。
柱なしタイプの場合のアームが取り付く位置に障害物の有無の確認をしてください。
この場所に障害物があると取り付けは不可能になります。
また、その位置に必ず建物の柱(荷重を受ける部材)があることを確認して下さい。

4
建物側に(2F)障害物があるかどうか確認する。
妻部材(両サイド)が取り付く位置に、戸袋等があるかどうか確認する。
もしあった場合には、戸袋逃げ柱(雨戸支柱)等を用意する(オプション)。
物干しを取り付ける場合には、その場所に障害物がないことを確認する。
上記の事項を確認していただいた結果不都合があった場合はご相談ください。
部材の加工や補強等でほとんどの場合取り付きます
(この場合には、取り付け工事を専門家にご依頼ください。ただしアーム式を除く)。



取り付け方法

取り付け工事については、本体完成後、人が乗ったり、屋根として頭の上に被さるものですからくれぐれもボルトの締め忘れや欠落のないように慎重に、また取り付け説明書をしっかり理解してから作業してください。
メーカーにより細部等で違いがでるかもしれませんが、概ね下記の通りです。
できれば、専門家に施工を依頼されることをおすすめいたします。


1、バルコニー

1-1、 根太がけの取り付け
所定の位置に水平を見ながら取り付けます。前にも書きましたが、荷重の半分を受け持つ部材ですのでしっかりと取り付けてください。

1-2、 妻側梁の取り付け
両サイドの妻梁根太がけに取り付けます。連棟型の場合連結用根太もとりつけます。

1-3、 柱の取り付け
柱を取り付けます。柱建て式の場合には、柱の立つ位置に所定の位置に基礎用の穴を掘って沈下しないように地業をしておいてください。柱が長すぎる場合には、柱を切りつめておいてきださい。

1-4、 桁(前梁)の取り付け
柱と柱の間に桁を取り付けます。火打ちのあるタイプの物は、このときに歪み等を見ながらとりつけます。桁の水平を見ながら柱の調整をして固定します。この段階で本体は安定します。

1-5、 根太、デッキの取り付け
根太を取り付けます。その後にデッキ材(床)を取り付けます。デッキ材は柱の切り欠き加工をしておいてください。

1-6、 笠木、パネル(手摺り子)の取り付け
笠木を取り付け、その後パネルを取り付けてください。妻側で戸袋がある場合には、笠木、パネルとも切りつめ戸袋逃げ柱を用いて取り付けます。

1-7、 オプション類の取り付け
物干し等をとりつけます。




2、テラス

2-1、垂木掛け(打ち付け)の取り付け
所定の位置に水平を見ながらとりつけます。
前にも書きましたが、荷重の半分を受け持つ部材ですのでしっかりと取り付けてください。

2-2、妻垂木の取り付け
妻垂木を垂木掛け(打ち付け)に取り付けます。

2-3、柱と桁の取り付け
柱を立て、その後に桁を取り付けます。柱の立つ位置に基礎用の穴を掘って沈下しないように地業をしておいてください。柱が長すぎる場合には、柱を切りつめておいてください。
桁は樋の位置をよく見ながら少し水勾配を見て取り付けてください。

2-4、垂木の取り付け
垂木掛け(打ち付け)と桁の間に垂木を取り付けてください。
終了後ねじれ等をよく確認してから基礎のコンクリートを打設してください。 

2-5、屋根の取り付け
コンクリートが固まりましたら屋根材を取り付けます。

2-6、オプション類の取り付け
物干し等を取り付けます。


製作・(株)向笠建材店